3ステップのコンセプトづくり

3ステップのコンセプトづくり

905Cafe コンセプト会議ここでは住み開きイベントを開催するときの「コンセプト」についてお話ししましょう。

905Cafe(905カフェ)では「こんな風にしてるんだ、へぇ〜」と参考にして頂ければうれしいです。

「コンセプト」のことは、多くのひとがなにかと忘れがちなことかもしれません。でも決して目をそらさないようにしてほしいことです。

コンセプト=「骨格となる発想や観点」(yahoo辞書より)

簡単に言えば「理念」や「スローガン」にあたるものですね。
(キャッチコピーとはちょっとちがいます)

住み開きに限らず、何をするにしてもそうですが、まずコンセプトがはっきりしていないと、ゲストに「?」と思わせてしまうことが多いのです。

シンプルな食事会を開くにしても、目的が必要です。誰かの記念日であったり、近況報告会であったり、ガールトークの日だったり。目的がなければその場はちらかってしまいます。

コンセプトなしでイベントをすることは、海図なしで航海にでるようなものなのです。

いちいち面倒くさい…というのもわかります。
…はい、とてもわかります。
私もすごい面倒くさがりです。

でもここにできるだけ時間をかけておいたほうが、結局当日までの作業がラクになったりするのでちゃんとやっておきましょう。モチベーションもあがります!

コンセプトづくりといっても、やることは至ってシンプルです。905Cafe(905カフェ)で行っているコンセプトをまとめの方法はたったの「3ステップ」だけです。

  1. 訪問者に何を伝えたいか考える
  2. グループにわけて絞り込む
  3. わかりやすい言葉や文章にしてみる

くどいようですが、あくまで905Cafeのやり方です。
企画関係の専門家にしてみれば「甘い!」となるかもしれません。
・・・まあまちがいなくなるでしょう(笑)
でも少なくとも今の私たちにはこと足りているようです。

スピードよりもこのノンビリしたプロセス(過程)はとても大切です。この作業こそが、一緒に住み開きにとりくむ仲間との大切なコミュニケーションの時間になり、この後の企画や当日のチームワークをとてもスムーズにしてくれるのです。

では、ひとつずつ解説します。

1 訪問者に何を伝えたいか考える

住み開きという特殊(?)なイベントを、しかも自分のプライベートスペースで開くからには、わざわざあそびに来てくれる訪問者の方々のことを考えるのは当然です、よね?

そこで彼らに…

  • 「何を感じてもらいたいか」
  • 「何を伝えたいか」

こんなことを頭に思い浮かべて、ずらー!っと紙に書き出してみてください。
丁寧にする必要はまったくありません。なぐり書きで十分です。

そして紙はできるだけ大きめのものを使った方が、出てきたアイデアを一目で確認できるのでおすすめです。思い浮かべるだけだと、出てくる側から忘れていきますので紙に書き出すことがポイントです。

大きめの紙をつかう
時間を決める(5分や10分など)
できるだけ何人かでゲーム感覚でおこなう

2 グループにわけて絞り込む

すっかり書き出しが終わったら、似たようなキーワードや関連しているものを、をやや大きめの紙やポストイットなどにまとめてグループ分けしてみましょう。

例えば「ルンルン気分」と「楽しい」は似ていますよね。
あと「のんびり」と「まったり」も似ています。

まとめ終わったら、ちょっと違うなとか、いらないなと思うものを削除してすっきりさせます。ここまでやるとだいぶ頭の中が整理されてきていると思います。

グルーピングはざっくりでいいですよ!

3 わかりやすい言葉や文章にしてみる

キーワードのまとめとグルーピングがおわったら、それらを組み合わせて短い文章をつくってみましょう。30字とか、50字とか、あらかた字数をきめてしまうと余計なことをつめこまなくてすむのですっきりします。

思い切ってやってしまいましょう。文章にすることで人に伝え易くなりますし、自分自身の頭の整理にもなるので必ずおこないます。

どうしてもピンとこないという時は書き出しと絞り込みを繰り返してみてください。一度で必ずまとまるものでもありませんからじっくりとやってみてくださいね。

何人かでゲーム感覚でするととても楽しいですし、決定までのスピードが10倍になりますので試してみてください。

905Cafeでの事例

たとえば905Cafeで行われたイベント

Gallery905 vol.1 あのころの夏休み展

このときは具体的なイベント内容ばかりが最初に散らかってしまったので、仕切り直して3人でコンセプト会議をひらきました。

はじめに「訪問者に伝えたいこと」
ということでアイデア出しを行いました。
たくさんのキーワードがならんで、グループ分けをし、言語化してみたざっくりとしたコンセプトは

「だれでも自由に表現できることを知ってもらう」
「リラックスした自分にきづいてもらう」
「子どものころの無邪気なきもちになってもらう」

というものでした。本当はもっと格言じみてましたが・・・(笑)

こういう方針があらかじめ決まっている状態で、
色んなイベントのコンテンツ思いつこうとすると…

「体験型のイベント」
「イベント然としていないユルさ」
「リラックスできる空間演出」
「美味しい食べ物があること」・・・など

こんな趣向をこらしたら良さそうだ!
というのがおぼろげに見えてきませんか?
すくなくとも私たちはとても助けられました。

そして3人の強みを活かしながら
このコンセプトを形にできるテーマとして

「夏休み最後の日」
「田舎の祖父母の家」

をアートギャラリーで演出してみよう
ということに決まっていったわけです。

2011年4月28日